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簡単20分!WindowsでClaudeCodeを始めよう!VSCodeでClaudeCodeを使用する方法も解説【AIエージェント】

WindowsでClaudeCodeを始めよう

この記事を読めば

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ClaudeCodeとは?

ClaudeCodeは、ターミナルから直接Claudeにコーディングを依頼できるツールです。
ClaudeCodeを利用することで、誰でも迅速にWebサイトやアプリケーションの開発が可能となります。

ClaudeCodeで出来ること

ClaudeCodeでは、以下のようなタスクをAIが自律的に考え、実行してくれます。

  • コード生成:「Pythonで〇〇する関数を作って」と指示すると、実際にファイルを作成してくれる
  • コード修正:既存のコードの問題を見つけて修正してくれる
  • プロジェクト作成:一からアプリケーションを作ってくれる
  • Git操作:リポジトリの初期化、コミット、ブランチの作成なども可能

指示内容から自動的にタスクを作成し処理してくれるので、全自動でWebサイトやアプリケーションを作成することができます。
連続で7時間もの間、自律的にコーディングを続けたという報告もあります。

つまり、開発者が普段ターミナルで行う作業の大部分を、自然言語の指示で自動化できるのです。

笑顔の子羊

これまではチャットでやり取りしながらAIコーディングしていたけど、ClaudeCodeなら自動で完成するまで開発してくれるんですね

現役エンジニア

誰でもアイデアを短時間で実現できる世界が見えてきましたね

https://docs.anthropic.com/ja/docs/claude-code/overview

ClaudeCodeを使用するための前提条件

ClaudeCodeを使用するための環境やプランについて、簡単にまとめました。

プラン・料金

ClaudeCodeを利用する場合、以下の定額プランかAPIが必要です。

  • ClaudeProまたはMaxプラン:月額20ドル~
  • AnthropicAPI従量課金
迷える子羊

定額プランとAPI(従量課金)はどっちがお勧め?

現役エンジニア

個人的には定額プランがお勧めです。
ClaudeCodeは大量のコードを読み書きするので、トークン消費量が増えやすく、従量課金のAPIより定額の方が安く済む場合が多いからです。

定額プランの加入はこちら

OS

  • macOS:10.15(Big Sur)以降
  • Ubuntu:20.04 以降 または Debian 10 以降
  • Windows:ネイティブ未対応で、WSL 経由のみ(WSL 2 推奨)

Windowsで利用する場合は、WSL(Windows上でLinuxの環境を動作させるための機能)を利用する必要があります。
この記事では、WindowsでClaudeCodeを利用開始するための手順を解説します。

ハードウェア

  • メモリ:最低 4 GB(推奨 8 GB)
  • CPU:マルチコアプロセッサ(最低でもクアッドコア以上推奨)
  • ストレージ:空き容量約 1 GB 以上

そこそこ低スペックのPCでも要件を満たせるので、誰でも利用できそうですね。

ソフトウェア

以下のソフトウェア要件は必須です。
これらのインストール方法についても、本記事で解説します。

  • Node.js 18.x 以上
  • npm(Node Package Manager)(Node.js バンドル済み)
  • git 2.23 以上(コードベースの解析に利用)
  • ripgrep (rg)(高速なファイル内検索に利用)

参考文献:docs.anthropic.com

WindowsでClaudeCodeを始める最短ルート

ここからはWindowsでClaudeCodeを動かす最短ルートをご紹介します。
またClaudeCodeをVSCodeで実行する方法も解説します。

STEP1:WSL2を有効化

PowerShellを管理者として起動し、以下を実行します。
これでWSLとUbuntuが一括でDLできます。

PowerShell
wsl --install

Windowsスタートメニューから「Ubuntu」を起動し、ユーザー名とパスワードを設定してください。

Ubuntuでユーザー名とパスワードを設定する画面キャプチャ
ユーザー名とパスワードを設定

パスワードは入力しても表示されませんが、ちゃんと入力されています。
入力したらEnterで進めましょう。

STEP2:Ubuntu側の開発ツールをインストール

Ubuntuターミナルで以下を順番に実行し、Node.js、npm、Git、ripgrepをインストールします。

Bash
sudo apt update && sudo apt upgrade -y
sudo apt install -y nodejs npm git ripgrep
node -v && npm -v && git --version && rg --version

最後のコードを実行すると、以下のようにツールごとのバージョンが表示されます。
バージョンに問題が無いか、確認してください。

PowerShell
v18.19.1 #Node.jsのバージョン:18以上ならOK
9.2.0 #npmのバージョン:8以上ならOK
git version 2.43.0 #gitのバージョン:2.xならOK
ripgrep 14.1.0 #ripgrepのバージョン:10以上ならOK

STEP3:ClaudeCode CLIをインストール

いよいよClaudeCodeをインストールします。
以下のコードを実行しましょう。

Bash
sudo npm install -g @anthropic-ai/claude-code

インストールが完了したら、以下のコードを実行します。

Bash
claude

これでClaudeCodeが起動されました!

STEP4:ClaudeCodeの認証・初期設定

ClaudeCodeを起動すると、2つの認証方法を選択できます。
1が定額プランで、2がAPIです。今回は定額プランで進めます。

ClaudeCodeを起動した直後の画面で、認証方法の選択肢が表示されている画面キャプチャ

1でEnterすると、認証ブラウザが開き、Anthropicアカウントとの紐づけが行われます。
Anthropicアカウントでログインしてください。

ブラウザが起動しない場合は、画面に表示されているURLを自分で開きましょう。

認証に成功すると、AuthenticationCodeが発行されます。
ClaudeCodeにAuthenticationCodeをコピペして実行すると、次の画面に進みます。

AuthenticationCodeが発行された画面キャプチャ

次に「Do you trust the files in this folder?」というメッセージと共に、YesNoの選択肢が表示されます。

このメッセージは、ClaudeCodeが対象フォルダ内のファイルを、読み込み・実行してもいいか確認しているものです。
Yesで問題ありません。

プロジェクトフォルダだけに絞って許可したい場合は、一度Noを選択してからプロジェクトフォルダを指定して再度ClaudeCodeを起動します。

プロジェクトフォルダを作成する方法

Bash
mkdir ~/claude-project
cd ~/claude-project

ここで作成したフォルダは、以下のパスでアクセス可能です。
\\wsl$\Ubuntu\home\{username}\claude-project

これでClaudeCodeに完全にアクセスできました!
以下のような画面が表示されたら成功です。

ClaudeCodeにアクセス成功した画面キャプチャ

あとは画面下部のチャット欄に指示を送れば、自動でコーディングしてくれます。

笑顔の子羊

思ったより簡単にClaudeCodeをセットアップできました!

現役エンジニア

次はVSCodeでClaudeCodeを使用する方法を解説します

VSCodeでClaudeCodeを使用する方法

ターミナル画面よりも使い慣れたエディターで、ClaudeCodeを使用したいという方も多いかと思います。
そこで今回は、VSCodeでClaudeCodeを使用する方法を解説します。

VSCode以外にも、CursorやWindsurfでも同じ手順で実現できるようです(試してないですが)

Remote-WSL拡張機能をインストール

VSCodeの拡張機能から「WSL」をインストールします。

VSCodeでRemote-WSL拡張機能をインストールする画面のキャプチャ

この拡張機能は、Windows上のVSCodeからWSL(Windows Subsystem for Linux)内のファイルやツールを使用するために必要となります。

コマンドパレット(Ctrl+Shift+P)を開き、Remote-WSL: Reopen Folder in WSLを選択します。
フォルダ選択画面になったら、プロジェクトフォルダを選択しましょう。
プロジェクトフォルダ未作成の場合は、ここでプロジェクトフォルダを作成しておきましょう。

プロジェクトフォルダを作成する方法

Bash
mkdir ~/claude-project
cd ~/claude-project

ここで作成したフォルダは、以下のパスでアクセス可能です。
\\wsl$\Ubuntu\home\{username}\claude-project

フォルダを選択したら、VSCodeでターミナルを起動します。
「claude」と入力し実行すると、プロジェクトフォルダ単位で信頼ダイアログが出るので、Yesを選択します。

VSCodeのターミナルでClaudeCodeを起動成功した画面キャプチャ

これでVSCodeでのClaudeCodeの起動は完了です!

参考文献:https://docs.anthropic.com/ja/docs/claude-code/ide-integrations

まとめ

いかがでしたでしょうか。
思ったより簡単にClaudeCodeを始めることができましたね!

そのうちWindowsにもネイティブ対応してくれると思うのですが、現時点ではこの記事で紹介した方法でClaudeCodeを使いこんでいくのが良さそうです。

Ueda
フリーランスエンジニア
RPAエンジニアです。
UipathやVBAを使用した開発を得意としています。優れた可読性と効率的な設計を併せ持つRPA開発を心がけています。
RPA初心者向けの教育経験多数あり。RPAの開発サポートも承ります。

Wordpressを用いたHP制作のお仕事も経験があります。本サイトもWordpressを用いて制作しております。

ペットのチワプーと暮らしてます。
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